我国古代也经常发生瘟疫，根据中国中医研究院最新编辑出版的《中国疫病史鉴》，从西汉到清末，中国至少发生过321次大型瘟疫。但即使是这些史上有记载的大型瘟疫，也从没有一次扩展到全国，造成类似欧洲黑死病，鼠疫，大流感那样一次性造就数千万人死亡的全国性灾难。也没有任何关于中医师在瘟疫中死亡的记载。
在古代没有口罩，没有白大褂和防护服，他们是怎么做到既要有效救治染上瘟疫的病人，又不被瘟疫传染的呢？
除了服用可以预防瘟疫的中药汤剂，以及在鼻孔涂抹麻油精油等方法外，植物烟熏（香薰和焚烧）是一个很重要的自我保护的方法。
《良朋汇集经验神方》记载：“凡遇天年大行瘟疫，四时不正，一切戾气者，多以苍术烧之，能辟瘟邪，至奇”。常用的药物还有大黄，艾叶，降香，木香，丁香，雄黄等。古人认为，用这些芳香植物来烟熏，可以祛邪辟瘟。笔者的家乡，自古以来在发生疫情时，医者会在药店或诊室门口和室内点起火盆，在火盆里放入红心龙柏叶[1]、苍术、艾叶和少量的硫磺、雄黄之类的芳香植物焚烧香薰，人们在进出药店或诊室时受到烟熏，就起到了预防作用，避免传染。家里有麻疹病人或产妇的人家，也会使用这种方法。
古代的这种方法，在现代也得到了科学的证明。1930年，苏联列宁格勒大学的杜金博士研究发现，植物的花、叶、根、芽等组织的油腺会不断分泌出一种浓香的挥发性有机物，能杀死细菌和真菌，防止林木中的病虫危害和抑制杂草生长。他将这种挥发性有机物称之为“芬多精”，其字面含义为“植物杀菌素”。中南林学院吴楚材教授将这种挥发性有机物“芬多精”取名为“植物精气”[2]。
中南林学院的吴楚材、吴章文教授带领课题组通过7年多的研究认为，植物精气是植物的油性细胞不断分泌出来的一种“气”，散发在空气中，通过呼吸道和人体皮肤表皮进入体内，最后为人体所吸收。植物精气被人体吸收后，有适度的刺激作用，可促进免疫蛋白增加，有效调节植物神经这种平衡，从而增强人体的抵抗力，达到抗菌、抗肿瘤、降血压、驱虫、抗炎、利尿、祛痰与健身强体的生理功效。植物精气若通过肺泡上皮进入人体血液中，就能作用于延髓两侧的咳嗽中枢，具有止咳作用；如通过呼吸道黏膜进入平滑肌细胞内，就可以促使肌肉舒张，支气管口径扩大，从而解除哮喘；新鲜的植物精气可以增加空气中臭氧和负离子的含量，增强森林空气的舒适感和保健功能。因此植物精气可以治疗多种疾病，尤其是对咳嗽、哮喘、慢性气管炎、肺结核等呼吸道疾病的效果十分显著。因此，用这些植物熏烟，就可以消毒净化空气，起到防止瘟疫的效果。
我们如果在制作艾条时，加些红心龙柏叶、苍术、雄黄之类的话，在使用中医空气消毒法时就非常方便了。因为只要点燃这样的艾条就可以了。
参考资料：
[1] 红心龙柏叶：郑槐明 《植物精气体会手稿》.
[2] 植物精气：吴楚才、吴章文、罗江滨著《植物精气研究》中国林业出版社.
(附：中医空気消毒法日文版)
古代の中国にもよく疫病が発生する。中国中医研究院の最新版の『中国疫病史鑑』によると、前漢から清末まで、中国では少なくとも321回の大型疫病の発生が記録された。にもかかわらず、たとえこれらの歴史記録に残された大型の疫病でも、中国全土までに広がることが一回も起こらなかった。昔のヨーロッパの死�・鼠疫・流行性風邪のように、一回で数千万人の死亡をもたらすような全国的な災難もなければ、中医師が治療中に感染死亡した記録もなかった。 ところで、マスクや防護服などがなかった古代の中国では、医者はいかに疫病の患者を治療しながら、自らの感染を防いだのか。 疫病を予防する漢方薬を服用することや鼻穴にごま油や精油などのオイルを塗りつける以外に、植物を燻す（アロマのような香りで燻る及びお香のような煙で燻す）ことも有効な自我保護の方法である。私はこれを中医空気消毒法という。 『良朋汇集経験神方』の記載によると、「凡遇天年大行瘟疫、四時不正，一切戾气者、多以蒼术焼之、能辟瘟邪、至奇。」（凡そ天年に瘟疫を大いに行うことにあえば、四時が不正し、一切の戾気は、多くは蒼术を以てこれを焼き、能く瘟邪を避け、奇に至るなり。）蒼术のほかに、常用する漢方薬は大黄、ヨモギ、降香、木香、丁香、雄黄などがあげられる。古代の人は、これらの芳香類の植物を燻せば、邪気を除去し疫病を避けることができると考えていた。筆者の故郷では、昔から、疫病が発生した時に、医者は薬局あるいは辕熕の玄関と室内に、紅心龍柏葉、蒼术、ヨモギ、硫黄など芳香系の植物を燻す。そうすると、人々が薬局あるいは辕熕に出入りするときに、その煙によって、疫·斡璺坤できると考à皮い俊Ｂ檎瞍胜嗓蝸蝗静』颊撙ⅳ毪と旬b婦のいる家にも、このような燻す方法を使う。 古くから使われきたのこのような空気消毒法は、現代でも科学的に証明された。1930年、前ソ連のレニングラ—ド大学のB.P.TOKN博士の研究で、植物の花、葉、根っこ、芽などの oil glandにはある揮発性をもつ濃厚な香りの有機物が分泌されている。この有機物は細菌や真菌を殺し、植物を病気や害虫の侵入を防ぎ、雑草の成長を抑えることができるのである。B.P.TOKN博士はこの揮発性の有機物を「pythoncidere」と呼ぶ。pythonとは植物で、cidereとは消滅という意味であるから、「植物の殺菌素」を意味している。 中国の中南林学院の吴楚材・吴章文両教授は1980年代に、7年の研究を経て、この「pythoncidere」は植物のoil glandから分泌された一種の「気」であることがわかって、吴楚材教授はこの「pythoncidere」を「植物精気」と名づけた。両教授が率いる研究グループによると、空気の中の植物精気は人体の呼吸道や皮膚を通して体内に吸収される。人体はその刺激によって、免疫タンパク質の増加が促進され、自律神経のバランスも調節された。したがって、人体の抵抗力を増強し、抗菌、腫瘍の抑制、血圧のコントロール、虫よけ、炎症を消す、利尿、去痰、及び健康向上などの効果を得られる。例えば、植物精気が肺胞の上皮組織を通して血液に進入すれば、延髄両側の咳中枢に作用し、咳き止め効果が得られる。呼吸器の粘膜を通して不随意筋の細胞に入れば、筋肉を拡張させ、気管支を広げ、よって喘息をおさめる。新鮮な植物精気は空気中のオゾンとマイナスイオンの分量を増加し、森林中の空気の快適感と保健機能を増強する。植物精気は多種の疾病を癒す機能をもつ、特に咳、喘息、慢性気管支炎、肺結核など呼吸系の疾病に顕著な効果を備えている。したがって、これらの植物を燻煙すれば、空気を消毒浄化し、疫病を防止することができる。 もし、紅心龍柏葉、蒼術、ヨモギ、硫黄など芳香系の植物を艾棒のように作れば、この中医空気消毒法の使用は非常に便利になるのではないか。（翻译：廖萃萃） 参考资料：
[1] 紅心龍柏葉：鄭槐明 『植物精气体会手稿』.
[2] 植物精气：吴楚才・吴章文・罗江濱『植物精气研究』.中国林业出版社.
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